感染症対策
銅の抗菌性能をもつプラスチックで感染症対策
- 土田
- 2021.07.28
注目される銅の優れた抗菌性
新しい生活様式が定着している現在、様々な場所で感染症対策を行っています。
不特定多数の方が触れるところには抗菌作用のあるシートの設置やスプレーを行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中で今新型コロナウイルスの不活性化に効果があるとされる銅が注目されています。
日本銅センターで様々な実証試験が行われており、O-157やインフルエンザなどで優れた銅の抗菌性能が実証されています。
O-157
銅の周辺では菌は発育していません。
インフルエンザ
30分で検出限界まで減少します。
銅の抗菌性能をもつプラスチック
銅は抗菌性能というメリットがありつつも変形させるためには技術と労力が必要でした。
そこで登場したのが独自技術フリーブレンド(FBI)工法で銅の抗菌性能をもつプラスチック「Plapper」です。
検証の結果、銅と同様の抗菌性能を有することが判明しています。
さらに「Plapper」はプラスチックの特徴を活かして射出成形で自由に変形やデザインが可能で、安価で量産も可能です。
まさに銅とプラスチックの良いところを掛け合わせた素材と言えます。
フリーブレンド(FBI)工法とは
プラスチック製品を作る際、樹脂パウダーをペレットと呼ぶ粒子状に加工するのが一般的でしたが、フリーブレンド(FBI)工法はこの工程を省き樹脂パウダーと目的材(鉄・陶器・木など)を配合して直接成形する技術です。
目的材の特性をもったプラスチックを作ることができます。
日本銅センター認定の効果
銅や銅製品の用途開発・技術開発を目的にメーカーを中心に設立された「一般社団法人・日本銅センター」がPlapperの抗菌効果を認定しています。
身近にあるものを感染症対策製品に
作りたい商品、お客様の目的に合わせて適切な配合比率を見つけ、オリジナル原料を開発可能です。
手すりや食器、厨房用備品など感染症対策の一環としてぜひご検討ください。
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