環境
廃材を使ったエコプラスチックのカトラリー
- 鈴木
- 2021.12.13
当たり前に捨てているものを原料に
環境に優しい商品の注目が高まっています。
特にレジ袋の有料化からはじまり、プラスチック使用量の削減は全世界的な課題となっています。
今回はフリーブレンド工法を利用し、これまで捨ててきた廃材をプラスチックに混ぜ合わせる事でプラスチックの配合量を大幅に削減したカトラリーのご紹介です。
フリーブレンド工法とは
プラスチック製品を作るとき、通常はペレットと呼ばれる固形の原料を使用しますが、フリーブレンド工法は、パウダーを原料とする事で、様々な素材を混ぜ合わせる事ができる技術です。
プラスチックの利用量の削減に最適
プラスチック製のフォーク、スプーン、ナイフは「プラスチック資源循環促進法」に基づき政府から代わりとなる素材への転換を促したうえで、有料化や受け取らない客へのポイント還元などの工夫を求められている「特定プラスチック使用製品」12品目に含まれます。
一方でプラスチックのカトラリーの代用に環境に優しい素材のものをお探しの際、大幅なコストアップにお悩みではないでしょうか。
フリーブレンド工法を利用したカトラリーは「本来は捨てられていた」様々な廃材を利用しており、プラスチックも配合されるため価格と品質、環境へのやさしさを兼ね備えた商品です。
例えばこんな素材で作られたカトラリーをご用意しています。
もみ殻カトラリー
毎日お米が食べられている日本では、年間約180万tもの大量のもみ殻が廃棄されています。
フリーブレンド工法を活用し、パウダー化した"もみ殻"を70%配合したカトラリーを作る事に成功しました。
牡蠣殻カトラリー
牡蠣は可食部が少なく8割が殻などの廃棄部分とされており年間約15万tもの大量の牡蠣殻が廃棄されています。
フリーブレンド工法を活用し、"牡蠣殻"70%配合のカトラリーを作りました。
卵殻カトラリー
日常の食生活の中でもよく食べられている卵は、その裏で年間約20万tもの殻が廃棄されています。
こちらもフリーブレンド工法を活用すれば、"卵殻"70%配合のカトラリーとなります。
持続可能な社会に向けての第一歩
環境に優しい商品を利用する事は持続可能な社会に向けて重要な対策です。
今回ご紹介した商品は環境に優しいだけでなく、それぞれの素材の風合いが良い意味で発揮されており、様々なシーンでご利用いただけるのではないかと思います。
100%プラスチックの商品を卒業し、廃材を使った環境に優しいプラスチックを利用する事で地球に貢献しませんか。
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