冷凍食品用の容器にぴったりな新素材
- 渡邉
- 2023.09.29
その他
冷凍食品の商品づくりをご検討中なら
冷凍食品市場が盛り上がる今、新商品を検討している企業様も多いのではないでしょうか。
今回は、惣菜など冷凍状態から温めて提供するための容器を検討中の方にお勧めしたい素材を利用した「耐寒バイオPPF」のご紹介です。
-30℃の落下試験耐える耐寒性と130℃で変形しにくい耐熱性
冷凍保存に適した耐寒性
冷凍で、且つ、重ねて保管するためにはしっかりとした強度が重要です。
そのため「耐寒バイオPPF」に樹脂ペレット(250±5g)を入れて40cmの高さから落下面3ヵ所にて箱を落下させ検証を行いました。※1※2
結果、 -30℃の落下試験において割れ0という強度が証明されました。
※1 5段積み(10個/箱)
※2 試験実施数合計300個
※3 落下試験(大手食品メーカーが基準とする【JIS Z0202】に準拠)にて-20℃、-30℃共にクリア
利用者に安心を与える耐熱性
レンジで温めると容器が歪んでしまった経験はないでしょうか?また、そういったことが起こるとお客様の不安や不満にもつながりかねません。
「耐寒バイオPPF」は500wで5分加熱、容器のたわみ量を測定したところ、130℃でレンジ加熱によるたわみ評価が一般のバイオPPFとほぼ同等であり、変形しにくいという結果を得ることができました。
環境に優しい植物性プラスチックを利用
「耐寒バイオPPF」は一部植物性プラスチックを利用しており、CO2の排出を抑制します。
石油資源の節約にもなるため、持続可能な社会への貢献にも役立ちます。
※メーカー試験の結果であり、製品の性能を保証するものではありません。
※CO2の抑制量は使用環境下により結果が異なります。